貨幣経済、ボランティア、テクノロジーそして千年の心

今昔物語集画像今昔物語集について

『今昔物語集』が書かれた時期は、貨幣経済がほとんどなかった時代です。
このテーマは歴史学者・網野善彦の著書にくりかえし出てきます。

じゃあ下の話はどう説明つけんのさと食ってかかりたくなりますが、当時は文盲率が驚くほど高かったですから、これは字が読める知識人(すさまじく数がすくない)だけに通じる話だったのかもしれません。

巻四第三十四話 大金を投げ捨てた兄弟の話
巻4第34話 天竺人兄弟持金通山語 第卅四 今は昔、天竺に兄弟がありました。ともに旅をするうち、それぞれが千両の金を得ました。 山々を通っていくうち、兄は思いました。 「弟を殺し、千両の金を奪って、私の千両に加えれば、二千両に...

貨幣経済、ボランティアそしてこのプロジェクトを運営することで自分に芽生えてきた千年の心に関して書きました。

【シミルボン】千年の心と地蔵信仰

貨幣とはテクノロジーであり、テクノロジーとはなにかを失って得るものだという話をしたいんだ。下ですこしふれたけど、何度でも書きたい。これ言ってる人あんまりいないし、たいがいの人は目の前の世界がすべてだと思っているから。現状打破のヒントは絶対にここにあるはずだ。

貨幣経済が、被差別民を生んだ。「遊女」も「非人」も神仏直属だった時代
非人や芸能民、商工民など多くの職能民が神人(じにん)、寄人(よりうど)等の称号を与えられ、天皇や神仏の直属民として特権を保証された中世。彼らの多くは関所料を免除されて遍歴し、生業を営んだ。各地を遊行し活動した遊女、白拍子の生命力あふれる実態も明らかにし、南北朝の動乱を境に非人や遊女がなぜ賤視されるに至ったかを解明する。...

同じテーマはここでも書いてる。

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近いうち独自ドメインを取得しようと思っています。

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