巻十三巻十三第三十四話 道祖神が菩薩になった話 巻13第34話 天王寺僧道公誦法花救道祖語 第卅四 今は昔、天王寺(大阪市天王寺区)に住む僧がいました。名を道公といいます。長年法華経を読誦して、仏道を修行していました。また、毎年熊野に詣でて安居(あんご、解説参照)に勤めていました。 ... 2026.07.25巻十三
巻九巻九第三十六話 霊が語ったあの世のすがた(霊とともに生きた人③) (②より続く) 巻9第36話 震旦眭仁蒨願知冥道事語 第卅六 それから数年が経ちました。仁蒨は重い病にかかり、起きあがることもできないまま、月日をすごしました。仁蒨は(つきしたがっている従者の)鬼に問いました。 「これはどういう病です... 2026.07.16巻九
巻九巻九第三十六話 霊に食事をふるまった話(霊とともに生きた人②) (①より続く) 巻9第36話 震旦眭仁蒨願知冥道事語 第卅六 大業(605-618)のはじめころ、岑之象(しんししょう)という人がありました。邯鄲(かんたん)の令(長官)です。その子に、文本という人がありました。未だ弱冠であったため、之... 2026.07.16巻九
巻九巻九第三十六話 霊に友達になってくれといわれた話(霊とともに生きた人①) 巻9第36話 震旦眭仁蒨願知冥道事語 第卅六 今は昔、震旦の隋の代に、眭仁蒨(すいにんせん)という人がありました。幼少より経書を学び、鬼(解説参照)を信じませんでした(儒教を学び、道教=民間信仰を信じなかった)。「神の有無を知ろう」と思い... 2026.07.16巻九
巻三巻三第三十話 最期に親子となった父子の話(ブッダの入滅③) 巻3第30話 仏入涅槃給時遇羅睺羅羅語 第(三十) 今は昔、仏(釈尊)が涅槃に入ろうとするとき、羅睺羅(らごら、ラーフラ。釈尊の子)は思いました。 「仏は涅槃に入ろうとしている。悲しくてとても堪えられない。私は他の世界に行こう。悲しみに... 2026.07.08巻三
巻十三巻十三第三十三話 竜の遺言と友の僧の話 巻13第33話 竜聞法花読誦依持者語降雨死語 第卅三 今は昔、□天皇の御代に、大安寺の南に竜苑寺という寺がありました。その寺に一人の僧が住していました。長年法華経を読誦していました。また、経の意義を学び悟って、毎日一品(一章)を講じ、その... 2026.07.08巻十三
巻三巻三第二十九話 供物が国じゅうに満ちた話(ブッダの入滅②) 巻3第29話 仏入涅槃給時受純陀供養給語 第(廿九) 今は昔、仏が涅槃に入り給おうとするとき、その座に一人の優婆塞(在家信者)がありました。名を純陀(チュンダ)といいます。拘尸那城(クシナガラ)の鍛冶工の子です。 同職の者十五人と共に、... 2026.07.06巻三
巻三十一(全)巻十三第三十二話 経を失う夢を見た話 巻13第32話 比叡山西塔僧法寿誦法花経語 第卅二 今は昔、比叡山の西塔(エリアの名)に、法寿という僧がありました。京の人です。天台座主(ざす。比叡山のリーダー)暹賀僧正(せんがそうず)の弟子でした。心根は真っ直ぐで、そのふるまいも貴いも... 2026.06.30巻三十一(全)
English3-27 King Ajatashatru Killed His Father Once upon a time, in India, Prince Ajatashatru was a close companion of Devadatta, and each trusted the other's words co... 2026.06.29English
巻十三巻十三第三十一話 死に際に忘れていた経を思い出した話 巻13第31話 備前国人出家誦法花経語 第卅一 今は昔、備前国(岡山県東南部~兵庫県赤穂市)に一人の沙弥(在家の修行者)がいました。長年この国に住んで妻子を伴い、世を渡っていましたが、何を思い得たのか、突然妻子を捨て、国を出て比叡山に登り... 2026.06.27巻十三
巻十二巻十二第三十話 大火で焼けなかった尼の経の話 巻12第30話 尼願西所持法花経不焼給語 第三十 今は昔、願西という尼がありました。横川の源信僧都の姉です。 この尼は、 もとより心が柔らかく暖かで、怒りや恨みを抱くことはありませんでした。女ではありますが、智恵をもち因果を知っていまし... 2026.06.25巻十二
巻十三巻十三第三十話 骨になっても経を誦し続けた僧の話 巻13第30話 比叡山僧広清髑髏誦法花語 第三十 今は昔、比叡山の東塔(エリアの名)に千手院というところがありました。そこに広清という僧が住んでいました。幼くして比叡山に登り、師に付き随って出家し、法華経を受け学んでその意義とことわりを悟... 2026.06.25巻十三
巻十九(全)巻十九第四十三話 老女が乳を出し赤子を養った話 巻19第43話 貧女棄子取養女語 第四十三 今は昔、いつごろのことでしょうか、ある女御(天皇や身分の高い人の妾)の童(めしつかい)としてつかえていた女がありました。若いころは姿かたちが美麗で立ち居ふるまいも素晴らしく、多くの恋愛を経験しま... 2026.06.18巻十九(全)
巻十三巻十三第二十九話 死後も経を誦し続けた僧の話 巻13第29話 比叡山僧明秀骸誦法花経語 第廿九 今は昔、比叡山の西塔(エリアの名)に明秀(みょうしゅう)という僧がありました。天台座主(ざす。比叡山のリーダー)の暹賀僧都(せんがそうず)という人の弟子です。幼くして比叡山に登って出家し、... 2026.06.18巻十三
巻九巻九第三十五話 殺された者が殺人者に報復する話 巻9第35話 震旦庾抱被殺曽氏報怨語 第卅五 今は昔、震旦(中国)の隋の時代に、庾抱(ゆほう)という人がいました。江南の名家の出身でした。幼いころから学問を学び、庾抱も兄とともに世間によく知られた人物でした。 ところが、大業九年(613... 2026.06.16巻九