巻九巻九第二十九話 冥土の使者を雇った人の話 巻9第29話 震旦京兆殷安仁免冥途使語 第廿九 今は昔、震旦の唐の時代、京兆(首都、長安)に、殷安仁という人がありました。家は大いに富み、ゆたかな財宝を持っていました。以前から慈門寺の僧に奉仕していました。 義寧(617~618)のはじ... 2026.01.20巻九
第十巻十第三十四話 后を犯し、天狗になった聖人の話 巻10第34話 聖人犯后蒙国王咎成天狗語 第卅四 今は昔、震旦の□の時代に、□というところに、人里から遥かに遠く離れた深い山奥の谷に柴の庵を造り、戸を固く閉ざして人に知られることなく、長年修行をしている聖人がありました。この聖人はその修行... 2026.01.17第十
巻三十一巻三十一第二十八話 紫式部の弟・惟規の死 巻31第28話 藤原惟規於越中国死語 第廿八 今は昔、越中守(えっちゅうのかみ・現在の富山県の国司)藤原為善(ためよし、解説参照))という博士の子に、惟規(のぶのり)という者がいました。 為善が越中守になって任国に下ったとき、惟規は現職... 2026.01.13巻三十一
English28-39 The Tale of How the Reincarnation of a Tapeworm Dissolved and Vanished Once upon a time, there was a woman who had a tapeworm (sunpaku) living inside her belly. She became the wife of a man n... 2026.01.11English
第十巻十第三十三話 生贄の娘を后にした王の話 巻10第33話 立生贄国王止此平国語 第卅三 今は昔、震旦の周の時代に□という男がありました。また、震旦の北方には□という広大な国がありました。 この人がその国の王となり、さっそく国へと向かいました。国境を越えるとすぐ、王はその国の住人... 2026.01.11第十
巻十二巻十二第二十三話 空にただよう五色の光を見た話 巻12第23話 於法成寺薬師堂始例時日現瑞相語 第廿三 今は昔、入道大相国(藤原道長)が法成寺を建立した後、寺の東に、西向に子午の堂を造り、七仏薬師を安置して、万寿元年(1024年)六月二十六日に供養をおこないました。 堂ではじめて例時... 2026.01.05巻十二
第十巻十第三十二話 何度も王をあざむいた盗人の話 巻10第32話 震旦盗人入国王倉盗財殺父語 第卅二 今は昔、震旦の□の時代に、国王の財宝を保管する大きな蔵がありました。 その蔵に、財宝を盗もうと二人の盗人が入りました。この二人は親子でした。父親が蔵の中で財宝を取り出し、子は外に立って... 2026.01.05第十
English1-10 The Story of Devadatta Attempting to Harm the Buddha Once upon a time, there was a man named Devadatta. He was a paternal cousin of the Buddha. Devadatta was the son of King... 2026.01.01English
English17-2 The Tale of a Ruffian Mistaken for Jizo 17-2 The Tale of a Ruffian Mistaken for Jizo Once upon a time, in the province of Owari (Aichi Prefecture), there lived... 2025.12.31English
巻九巻九第二十八話 冥府の裁きに抵抗した話 巻9第28話 震旦遂州総管孔恪修懺悔語 第廿八 今は昔、震旦の武徳年間(618~626)のはじめのころ、遂州総管府の記室参軍(軍の書記官)、孔恪(くかく)という人がありました。病にかかり、死にました。 一日たつと、生き返って言いました。... 2025.12.29巻九
第十巻十第三十一話 敵の首にしるしをつけ帝となった太子の話 巻10第31話 二国互挑合戦語 第卅一 今は昔、震旦に二つの国がありました。一方を□といい、もう一方を□といいました。 この二つの国は常に険悪な仲で、互いに攻撃し合うことは数限りがありませんでした。どちらも、「今度こそは相手に打ち勝って... 2025.12.29第十
巻十九巻十九第三十七話 念仏し続けた檜皮葺の老人の話 巻19第37話 比叡山大智房檜皮葺語 第卅七 今は昔、比叡山の東塔(エリアの名)の東の谷に大智房という建物がありました。 その房の上の檜皮(ひはだ)が損じてきたので、房主の□内供という人が檜皮葺(ひはだふき)の職人を呼び、修... 2025.12.25巻十九
第十巻十第三十話 嘘で武将を取り戻した話 巻10第30話 漢武帝蘇武遣胡塞語 第三十 今は昔、漢の武帝の御代に、蘇武(前漢の武将)という人がありました。 帝が□によってこの人を胡塞(こさい、解説参照)にお遣わしになりましたが、長らく帰還が叶わず、何年もその地に留まったままになっ... 2025.12.23第十
巻三巻三第二十四話 天界を見た目連尊者の弟の話 巻3第24話 目連尊者弟語 第(廿四) 今は昔、仏(釈尊)の弟子である目連(目犍連、モッガラーナ)尊者に、一人の弟がありました。家は大変裕福で、財宝も豊かに持っていました。しかし、弟はまったく善根を積もうとせず、ただひたすらに、この世の欲... 2025.12.18巻三
第十巻十第二十九話 両腕を斬り落とされても玉を奉じ続けた玉造の話 巻10第29話 震旦国王愚斬玉造手語 第廿九 今は昔、震旦の□の時代に、一人の玉を造る(原石から宝石をつくる)職人がありました。名を卞和(べんか)といいました。 玉を造って国王に奉じ献ったところ、王はその玉を他の玉造り職人に見せて真贋を... 2025.12.18第十