巻一

巻一第四話② 愛馬とともに城を出た(釈迦伝08)

巻1第4話 悉達太子出城入山語 第四 (巻一第四話①より続く) 真夜中を過ぎたころ、浄居天そしてさまざまな天人が虚空に充ち満ちて、声をあわせて太子に語りかけました。 「城の内にある者も外にある者もことごとく眠っています。出家するなら今...
巻一

巻一第四話① 父は子の心を知り涙した(釈迦伝07)

巻1第4話 悉達太子出城入山語 第四 今は昔、浄飯王の子・悉達太子は十九歳になりました。出家したいという気持ちを宿して、父王に面会しました。まるで帝釈天が梵天に詣でるように(どちらもバラモン教の神、仏教の守護神)、堂々とした姿でした。...
English (KEP)

4-24 A Great Buddhist Philosopher Nagarjuna Became an Invisible Man and Raped Many Queens

Konjaku Monogatari Volume 4 episode 24th Once upon a time, there was a Buddhist philosopher, Nagarjuna, in India. He ...
巻二十

巻二十第一話 天狗が海に不思議な音を聞いた話

巻20第1話 天竺天狗聞海水音渡此朝語 第一 今は昔、天竺(インド)に天狗がおりました。 天竺より震旦(中国)へと渡る道に、海の水が 「諸行無常。是法滅法。生滅々已。寂滅為楽。」 と鳴るところがありました。 天...
巻一

巻一第三話③ 死を知った。どう生きるか考えた(釈迦伝06)

巻1第3話 悉達太子在城受楽語 第三 (巻一第三話②より続く) そのころ、ひとりのバラモンの子がありました。名を憂陀夷(うだい)と申します。聡明で智恵に恵まれ、弁舌に長けていました。 王は彼を呼びこう言いました。 「太子は今世に...
巻一

巻一第三話② 老いと病を知る(釈迦伝05)

巻1第3話 悉達太子在城受楽語 第三 (巻一第三話①より続く) あるとき、太子はたくさんの花が咲きほこり、泉が清々しくすずしく流れていると聞いて、「外に出てみよう」と考えました。太子は侍女を遣わし、これを王に願い出ました。 「城に...
巻一

巻一第三話① 王子は女に興味を示さなかった(釈迦伝04) 

巻1第3話 悉達太子在城受楽語 第三 今は昔、浄飯王の子・悉達太子(しっだたいし、シッダールタ王子)は、十七歳になりました。父王は大臣を集め、宣言しました。 「太子はすでに大人になった。后をめとってやろう。誰か、これはという娘を知る...
巻七

巻七第三話 邪教を崇める老母が天界に転生した話

巻7第3話 震旦豫州神母聞般若生天語 第三 今は昔、震旦の予州にひとりの老母がおりました。若い頃から因果の理法を否定する邪見の持ち主で、鬼神を崇める邪教を深く信仰し、仏法には目を向けようともしませんでした。仏法を嫌うあまりに寺や塔には...
巻一

巻一第二話② シッダールタ「目的を達成した人」と名づけられた(釈迦伝03)

巻1第2話 釈迦如来人界生給語 第二 (巻一第二話①より続く) 摩訶那摩(まかなま)という大臣が大王のもとに参り、太子が生まれたことを伝えました。さまざまな希有があったことも申し上げました。 王は驚きつつ園に入りました。一...
巻一

巻一第二話① 花園で生まれた太子の話(釈迦伝02)

今は昔、釈迦如来の母、摩耶夫人は、彼女の父の善覚長者と共に、春のはじめ二月八日に、嵐?尼(ルンビニ)園に無憂樹(ムウジュ)を見に行きました。夫人は園に到着すると、宝の車より降りました。たくさんの美しい瓔珞(ネックレスや腕輪などの装飾品)をつ...