English4-37 The Tale of the Fish Chanting the Name of Buddha, and How No One Is Left on the Island Once upon a time, in the southwest of the kingdom of Shishikoku in ancient India, there was a solitary island in the vas... 2024.07.19English
巻十四巻十四第十一話 聖徳太子が講のため夢にあらわれた話 巻14第11話 天王寺為八講於法隆寺写太子疏語 第十一 今は昔、天王寺(四天王寺、大阪府大阪市)の別当(寺の長官、最高位)である定基が僧都になり、御堂(藤原道長)のために法華八講をはじめ、法華経を講じようとしました。このとき、藤原公則とい... 2024.07.18巻十四
巻十九巻十九第十八話 下ネタ連発で皇后を愚弄した僧侶の話 巻19第18話 三条太皇大后宮出家語 第十八 今は昔、三条の太皇大后宮(藤原遵子、四条が正しい)は、三条の関白太政大臣(藤原頼忠)の娘でした。 円融天皇の后となり、たいへんに時めいていましたが、やがて年月が積もり、老を重ねました。「出家... 2024.07.12巻十九
English27-32 The Woman Who Worked in a Mysterious House Once upon a time, there was a man named Toyokiyo, a civil servant (Minbu Taifu) responsible for handling the census and ... 2024.07.10English
巻二十八巻二十八第三十九話 寄生虫の生まれ変わりがとけ失せた話 巻28第39話 寸白任信濃守解失語 第卅九 今は昔、腹の中に寸白(すんぱく・さなだ虫、条虫科の寄生虫)を持った女がいました。□□の□□という人の妻になり、男の子を産みました。その子を□□といいました。しだいに成長し、元服など済んだのち、官... 2020.11.24巻二十八
巻三十一巻三十一第二話 橋をかけるため寄進を集めた話 巻31第2話 鳥羽郷聖人等造大橋供養語 第二 今は昔、鳥羽の村(京都市南区上鳥羽)に大きな橋がありました。古くから桂川にかかっている橋です。その橋が壊れて、人は渡ることができませんでした。 人がみな河を泳いで渡っていることを歎き、一人の... 2024.07.06巻三十一
English2-28 A Wealthy Man Reborn as a Blind Beggar Once upon a time, in ancient India, there lived a wealthy father and son. Both were extremely rich and possessed great t... 2024.07.05English
巻九巻九第七話 父を追い身を投げた少女の話 巻9第7話 会稽州曹娥恋父入江死自亦身投江語 第七 今は昔、震旦(中国)の会稽(浙江省)に曹娥という女性がありました。その父は管絃を好み、常に楽器を持っていました。友人の遊戯の際にはかならず声がかかり、連れていかれました。 あるとき、曹... 2024.07.02巻九
巻十二巻十二第三話 維摩会が藤原氏に伝えられた話 巻12第3話 於山階寺行維摩会語 第三 今は昔、山階寺(興福寺の前身)で維摩会を行っていました。大織冠内大臣(藤原鎌足)の御忌日(命日)です。かの大織冠は、 もとの姓を中臣といい、天智天皇の御代に、藤原の姓を給わり、内大臣となりました。命... 2024.07.02巻十二
English14-3 The Woman Who Became a Serpent and the Man Who Was Burned Alive (The Tale of Anchin and Kiyohime) Once upon a time, two monks were traveling towards Kumano (The holy place). One was an elderly monk, and the other was y... 2024.06.27English
巻十四巻十四第十話 殺生する男が天に生まれた話 巻14第10話 陸奥国壬生良門棄悪趣善写法花語 第十 今は昔、陸奥国(東北地方)に壬生の良門という武き者がありました。朝暮に弓箭(弓矢)をもてあそび、人の命をうばい畜生を殺すことを仕事としていました。夏は川で魚を捕り、秋は山に入って鹿を狩... 2024.06.27巻十四
巻十二巻十二第二話 老いた妻が手を開けない娘を産んだ話 巻12第2話 遠江国丹生茅上起塔語 第二 今は昔、聖武天皇の御代に、遠江の国磐田の郡(静岡県磐田市)に、丹生の直茅上(にふのあたいちかみ)という人がありました。心を発し、塔を造る願を立てました。しかし、公私ともに忙しく、長くその願をとげる... 2024.06.21巻十二
English1-25 The Story of the Man Who Threw His Treasures into the River Once upon a time, in ancient India, there lived a man named Warata. Warata's parents were very wealthy, and their home w... 2024.06.20English
巻二十六巻二十六第十六話 従者が買った真珠が意外にも高価だった話 巻26第16話 鎮西貞重従者於淀買得玉語 第十六 今は昔、九州の筑前国(ちくぜんのくに・福岡県北西部)に□□貞重(さだしげ)という裕福な豪族がいました。 字(あざな・通称)を京大夫(きょうだいふ)といいましたが、今いる筥崎大夫則重(はこ... 2024.06.19巻二十六
巻三十一巻三十一第一話 破壊された尼の宮の話 巻31第1話 東山科藤尾寺尼奉遷八幡新宮語 第一 今は昔、天暦(元号。947-957)の御代に、粟田山の東、山科の郷の北の方に寺がありました。藤尾寺といいます。その寺の南に別の堂があり、その堂に一人の年老いた尼が住んでいました。尼はゆたか... 2024.06.15巻三十一