巻一

巻一第五話② リクツだけじゃダメなんだ(釈迦伝11)

巻1第5話 悉達太子於山苦行語 第五 (巻一第五話①より続く) 太子は阿羅邏(あらら)仙人のもとに参りました。 天人たちが仙人に告げました。 「悉達(しっだ)国の王子が、国を捨て、父王と別れて、無上正真の道を求め、一切衆生の苦を救う...
巻一

巻一第五話① 苦行の理由(釈迦伝10)

巻1第5話 悉達太子於山苦行語 第五 今は昔、悉達太子は出家して、跋伽(ばか)仙人の苦行林に入りました。仙人は太子を迎え、深く敬って言いました。 「多くの仙人には威光というものがありません。だからこそあなたをお迎えしたいと思ったのです」...
巻五

巻五第十二話 五百人の皇子、国王の行幸中に皆そろって出家してしまう話

巻5第12話 五百皇子国王御行皆忽出家語 第十二 今は昔、天竺に国王がありました。五百人の皇子を持っていました。 あるときの行幸のことです。国王は五百人の皇子を前に立たせて進んでいくと、たまたま一人の比丘(僧侶)が、琴を弾きなが...
巻十七

巻十七第一話 地蔵の化身に出会った話

巻17第1話 願値遇地蔵菩薩変化語 第一 今は昔、京の西部に住む僧がありました。たいへん熱心に仏道を歩んでおりました。とくに、地蔵菩薩にたいする思いが強く、「この身のまま、生身の地蔵にお会いして、教えを乞いたい」と考えておりました。 ...
巻二十二

巻二十二第一話 中臣鎌足が藤原の姓を賜わった話

巻22第1話 大職冠始賜藤原姓語第一 今は昔、皇極(こうぎょく)天皇と申し上げた女帝の御世に、皇子の天智(てんじ)天皇は皇太子でいらっしゃいました。その当時、一人の大臣がいました。蘇我蝦夷(そがのえみし)といい、馬子(うまこ)の大臣(...
巻一

巻一第四話③ 髪を落とし、苦行林に入った(釈迦伝09)

巻1第4話 悉達太子出城入山語 第四 (巻一第四話②より続く) 太子は跋伽(ばか)仙人の苦行林にたどりつきました。馬より降り、背をなでながら言いました。 「私はついにここまで来た。この上なく喜ばしいことだ」 さらに、車匿に告...
巻一

巻一第四話② 愛馬とともに城を出た(釈迦伝08)

巻1第4話 悉達太子出城入山語 第四 (巻一第四話①より続く) 真夜中を過ぎたころ、浄居天そしてさまざまな天人が虚空に充ち満ちて、声をあわせて太子に語りかけました。 「城の内にある者も外にある者もことごとく眠っています。出家するなら今...
巻一

巻一第四話① 父は子の心を知り涙した(釈迦伝07)

巻1第4話 悉達太子出城入山語 第四 今は昔、浄飯王の子・悉達太子は十九歳になりました。出家したいという気持ちを宿して、父王に面会しました。まるで帝釈天が梵天に詣でるように(どちらもバラモン教の神、仏教の守護神)、堂々とした姿でした。 ...
English

4-24 A Great Buddhist Philosopher Nagarjuna Became an Invisible Man and Raped Many Queens

Konjaku Monogatari Volume 4 episode 24th Once upon a time, there was a Buddhist philosopher, Nagarjuna, in India. He wa...
巻二十

巻二十第一話 天狗が海に不思議な音を聞いた話

巻20第1話 天竺天狗聞海水音渡此朝語 第一 今は昔、天竺(インド)に天狗がおりました。 天竺より震旦(中国)へと渡る道に、海の水が 「諸行無常。是法滅法。生滅々已。寂滅為楽。」 と鳴るところがありました。 天...