巻二十八

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巻二十八第三十一話 藤原清廉、猫を怖れて大金を支払う

巻28第31話 大蔵大夫藤原清廉怖猫語 第卅一 今は昔、大蔵丞(おおくらのじょう・大蔵省の三等官)から従五位下に昇進した藤原清廉(ふじわらのきよかど)という者がいました。大蔵大夫(おおくらのたいふ)と呼ばれていました。この男は前世が鼠でで...
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巻二十八第二十七話 伊豆守小野五友の目代の話

巻28第27話 伊豆守小野五友目代語 第廿七 今は昔、小野五友(おののいつとも・正しくは、小野五倫)という者がいました。長年、外記(げき)を勤めた功労で伊豆守(いずのかみ)になりました。 これが伊豆守として任国にいたときのこと、あいにく目...
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巻二十八第五話 越前守為盛の六衛府の官人への言いわけ

巻28第5話 越前守為盛付六衛府官人語 第五 今は昔、藤原為盛朝臣(ふじわらのためもりのあそん)という人がいました。越前守(えちぜんのかみ・現在の福井県東部の国司)であったとき、六衛府の下級役人に支給すべき大粮米(だいろうのよね・官給の米...
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巻二十八第二十話 高僧の長い長い鼻の話(芥川龍之介『鼻』元話)

巻28第20話 池尾禅珍内供鼻語 第二十 今は昔、池の尾(京都府長岡京市)に、禅智内供(ないぐ、天皇など身分の高い人を修する)という高僧がありました。戒律をよく守り、真言などにも詳しく、行法はたいへん熱心でしたから、池の尾の堂塔・僧房など...