巻二十七

巻二十七第三十話 小さい霊と血染めの白米の話

巻27第30話 幼児為護枕上蒔米付血語 第三十 今は昔、ある人が方違え(解説参照)のために下京あたりの家に行きました。その家に昔から霊がついているのを知らず、みなで休みました。幼い子もありました。 幼い子の枕の近くに火をともし、そばにい...
巻十七

巻十七第八話 姿を消した美しい僧の話

巻17第8話 沙弥蔵念世称地蔵変化語 第八 今は昔、陸奥の国の国府に小松寺という寺がありました。ひとりの沙弥(しゃみ、正式な認可を受けていない僧)がその寺に住んでいました。名を蔵念といいます。平将門の孫である良門の子です。良門は金泥の大般...
巻四

巻四第三話 大王が八万四千の后を殺した話

巻4第3話 阿育王殺后立八万四千塔語 第三 今は昔、天竺に、仏が涅槃に入って(入滅して)百年後、鉄輪聖王(てつりんじょうおう、解説参照)が生まれました。阿育王(あそかおう、アショーカ王)です。八万四千の后を持っていました。しかし、子はあり...
巻一

巻一第二十四話 郁伽長者が五人の妻を捨て出家した話(欠話)

巻1第24話 郁伽長者詣仏所出家語 第廿四(欠文) 【解説】 草野真一 郁伽(ゆが、ウッガ、ウッガハ)長者は在家信者として有名な人であり、たいへんな資産家であった。原始仏典の登場人物だから、実在した人である可能性が高い。商業都市ヴァイ...
巻五

巻五第十五話 火事を喜んだ僧の話

巻5第15話 天竺王宮焼不歎比丘語 第十五 今は昔、天竺の国王の王宮に火事が起こりました。片っ端から焼けていったので、大王をはじめ、后・皇子・大臣・百官など、みなあわて騒いで、財宝を運び出しました。 そのとき、一人の比丘(僧)がありまし...
巻一

巻一第二十三話② 旅路の果てに道を求めた王の話

巻1第23話 仙道王詣仏所出家語 第廿三 (巻一第二十三話①より続く) 仙道王は影勝王に書状を送りました。 「私はあなたのおかげで真諦(真理)を得ました。願わくは、比丘(僧)に会ってみたいと思っています。わが国に呼んでいただけますでし...
巻一

巻一第二十三話① 仏の絵に怒り、攻め入ろうとした王の話

巻1第23話 仙道王詣仏所出家語 第廿三 今は昔、天竺に都城がふたつありました。それぞれ花子城(けしじょう)、勝音城(しょうおんじょう)といいました。ふたつの都城は、栄えたり衰えたりしました。 あるとき、勝音城の人がみな富んで楽しむこと...
巻二十四

巻二十四第三十二話 敦忠の中納言、左近の桜を歌に詠む

巻24第32話 敦忠中納言南殿桜読和歌語 第卅二 今は昔、小野宮(おののみや)の太政大臣(藤原実頼)がまだ左大臣でおられたとき、ちょうど三月中旬のころでありましたが、政務のため参内され、陣の座に着いておられると、上達部(かんだちめ・公卿)...
巻二十七

巻二十七第二十九話 二人になった乳母の話

巻27第29話 雅通中将家在同形乳母二人語 第廿九 今は昔、源雅通中将という方がいました。丹波中将と呼ばれていました。家は四条大路の南、室町小路の西にありました。 中将が在宅の際、乳母が二歳ほどの児を抱いて、南面(家の南側)に離れ、児を...
Hrvatski(Croatian)

5. svezak, 13. priča, Kako je nastao zec na Mjesecu

Jednom davno u Indiji su u živjele tri životinje: zec, lisica i majmun. Duhovnim treningom poticali su pobuđivanje Istin...