巻九巻九第三十二話 肉体を離れさまよった医師の話 巻9第32話 侍御史孫逈璞依冥途使錯従途帰語 第卅二 今は昔、震旦の唐の時代に、侍御史(侍医)として、孫逈璞(そんけいはく)という人がありました。済州の人です。貞観十三年(639年)、天子の行幸にしたがって九成宮に出かけました。三善谷に住... 2026.03.31巻九
巻十三巻十三第十一話 経を読む骸骨の話 巻13第11話 一叡持経者聞屍骸読誦音語 第十一 今は昔、一叡という持経者がありました。幼いときから法華経を受持し、昼も夜も読誦して幾久しくなりました。 ある時、一叡は志を持って熊野へ詣でようとし、宍背山というところで野宿しました。夜に... 2026.03.31巻十三
English26-20 The Story of the Dog That Died Locked in a Bite with a Young Girl Once upon a time, there was a man who lived in a certain province and district. In his household there was a servant gir... 2026.03.26English
巻十三巻十三第十話 何度も監獄に入り法華経を読誦した聖人の話 巻13第10話 春朝持経者顕経験語 第十 今は昔、春朝という持経者がありました。昼も夜も法華経を読誦し、決まった住処を持たず、様々なところを流れ歩いては、ただ法華経を読誦していました。また、人を哀れむ心が大きく、人が苦しんでいるのを見ると... 2026.03.26巻十三
巻十二巻十二第二十六話 経箱がのびて経がすっぽり収まった話 巻12第26話 奉入法華経筥自然延語 第廿六 今は昔、聖武天皇の御代に、山城の国相楽の郡(京都府木津川市)にひとりの人がありました。願を発し父母の恩に報いるため、法華経を書写しました。 供養の後、経を納めるために、遠くにも近くにも白檀・... 2026.03.19巻十二
巻十三巻十三第九話 経巻が躍り上がった話 巻13第9話 理満持経者顕経験語 第九 今は昔、理満という法華経の持者がいました。河内国(大阪府東部)の人です。吉野山の日蔵上人の弟子でした。道心を発し始めた頃は、日蔵上人に随い、連れ添って、師の心に背くこともありませんでした。 さて、... 2026.03.19巻十三
巻三十一巻三十一第三十二話 鮨鮎を二度と食べなかった男の話 巻31第32話 人見酔酒販婦所行語 第卅二 今は昔、京に住んでいた人が知人の家を訪れました。 馬から降りて門に入ろうとしたとき、ふと見ると、その門の向かいに、閉め切って出入りする者のない古びた門があり、その門の下に行商女がそばに売り物を... 2026.03.17巻三十一
巻三巻三第二十六話 未知の国に仏法をひろめた迦旃延の話 巻3第26話 仏以迦旃延遣罽賓国語 第(廿六) 今は昔、天竺(インド)で、仏(釈尊)が衆生を教化するため、舎利弗・目連・迦葉・阿難などの御弟子五百人を、各諸国にわけて派遣しました。迦旃延(かせんねん、カッチャーナ)は罽賓国(けいひんこく)... 2026.03.15巻三
巻十三巻十三第八話 怒りの炎で経が焼けた話 巻13第8話 法性寺尊勝院僧道乗語 第八 今は昔、法性寺の尊勝院の供僧(本尊に仕える僧)で、道乗という僧がいました。比叡山の西塔(エリアの名)の正算僧都の弟子として、初めは比叡山に住していましたが、後に法性寺に移って、何年も経っていました... 2026.03.15巻十三
巻十九巻十九第四十話 清水の舞台から飛び降りた男の話 巻19第40話 検非違使忠明於清水値敵存命語 第四十 今は昔、忠明という検非違使(警察官)がありました。若いとき、清水寺の橋殿(清水の舞台)で、京童部(きょうわらわべ、暴力団)と諍いになりました。 京童部は刀を抜いて、忠明をとりかこみ殺... 2026.03.14巻十九
巻九巻九第三十一話 生きながら冥府につとめた男の話 巻9第31話 震旦柳智感至冥途帰来語 第卅一 今は昔、震旦の河東に、柳智感という人がありました。貞観(627 - 649)のはじめのころ、長挙県の県令(県の長官、県知事)となりました。その後、とつぜん死にました。 翌日、智感は生き返り、... 2026.03.11巻九
English2-31 The Woman Who Lost Her Children in Every Life Once upon a time, in India, there was a bhikkhuni (a Buddhist nun) who had attained the state of an arhat (a saint). Her... 2026.03.10English
巻三巻三第二十五話 王にそむいて仏の教えを聞いた后の話 巻3第25話 后背王勅詣仏所語 第(廿五) 今は昔、天竺(インド)に大王がありました。五百人の后がおりました。大王は宣を下しました。 「宮中の后、ならびに美しい侍女は、仏の道に入ってはならない。もし、この宣にそむく者があれば、刀兵を派遣... 2026.03.06巻三
巻十三巻十三第七話 夢で来世を聞いた僧の話 巻13第7話 比叡山西塔僧道栄語 第七 今は昔、比叡山の西塔(エリアの名)に道栄という僧が住していました。もとは近江国(滋賀県)の人です。幼くして比叡山に登って出家し、法華経を受持して日夜読誦していました。十二年と期限を切って、その間、山... 2026.03.06巻十三
巻十三巻十三第六話 火をはいて七宝の塔を焼いた聖人の話 巻13第6話 摂津国多々院持経者語 第六 今は昔、摂津国豊島郡(てしまぐん)に、多々の院(兵庫県川西市多田院。解説参照)というところがありました。そこに一人の僧が住していました。山林に入り仏道を修行していました。また、法華経を日夜読誦... 2026.03.05巻十三