English29-18 The Tale of the Old Woman at Rashomon Gate (Original Story of Ryunosuke Akutagawa’s novel) Once upon a time, there was a man from the province of Settsu (modern-day Osaka Prefecture) who came to the capital, Kyo... 2025.01.22English
巻七巻七第九話 金剛般若経を書写して罪を逃れた僧の話 巻7第9話 震旦宝室寺法蔵誦持金剛般若得活語 第九 今は昔、震旦(中国)の酈州(河南省内郷県東)に宝室寺という寺があり、そこに一人の僧がいました。名を法蔵といいます。 武徳二年(619年)という年の閏三月(旧暦、三月の次の月)に、法蔵は... 2025.01.22巻七
巻九巻九第十五話 死んだ友があの世のことを伝えにきてくれた話 巻9第15話 河南元大宝死報告張叡冊夢語 第十五 今は昔、河南(河南省洛陽県)に、元大宝という人がありました。貞観年間(627~649、唐時代)に、大理の丞(補佐役)でした。この人は因果の理(仏教の根本原理)を信じませんでした。同僚に張叡... 2025.01.19巻九
巻七巻七第八話 般若経を書写した功徳により延命した人の話 巻7第8話 震旦天水郡志達依般若延命語 第八 今は昔、震旦(中国)の○州は天水郡(甘粛省東南部、天水市)に一人の人がおり、名を張志達といいました。以前から書籍に信を置いて、中でも道教を褒め称えて信じていました。仏法のことはさっぱり知りませ... 2025.01.19巻七
巻三十一巻三十一第十話 愛人と寝ているところに妻が押しかけてきた話 巻31第10話 尾張国匂経方妻事夢見語 第十 今は昔、尾張国(愛知県)に匂の経方という者がありました。通称を匂官首といいました。生活に不自由のない者でした。 経方は長年つれそっている本妻のほかに、慕っている女がありました。本妻は、それが... 2025.01.17巻三十一
巻七巻七第七話 天人が般若経の功徳を語った話 巻7第7話 震旦比丘読誦大品般若得天供養語 第七 今は昔、震旦(中国)の或る州に山寺が一つあって、一人の比丘(びく、僧侶のこと)が住んでいました。この比丘は大品般若経(般若経)を長年に渡って読誦し続けていました。 その間、いつも夜になる... 2025.01.17巻七
巻十九巻十九第二十二話 そうめんが蛇に変わった話 巻19第22話 寺別当許麦縄成蛇語 第廿二 今は昔、□寺の別当に□という僧がありました。僧のすがたをしていましたが。よこしまな心をもち、毎日京中の人を集めて遊び戯れ、酒を呑み、魚類を食べることに明け暮れ、して、いささかも仏事を営むことはあ... 2025.01.15巻十九
巻七巻七第六話 観音の宣で大般若経を読誦した僧の話 巻7第6話 震旦霊運渡天竺踏般若所在語 第六 今は昔、震旦(中国)に霊運という僧がいました。襄州(現在の湖北州襄陽市)の生まれです。 聖跡の巡拝をしようと、南海の浜を越えて天竺(インド)に渡りました。天竺では、般若提婆(はんにゃだいば)... 2025.01.15巻七
English1-5-3 If I die, it’s all over (The Life of Gautama Buddha 12) (Continuation from 1-5-2) The prince entered the place of ascetic practice of Uddaka Ramaputta. This was where the firs... 2025.01.11English
巻二十九(全)巻二十九第四十話 蛇に射精した僧の話 巻29第40話 蛇見僧昼寝𨳯呑受媱死語 第四十 今は昔、若い僧が尊いご身分の僧侶にお仕えしていました。すでに妻子のある僧でした。 この僧が主人の僧侶とともに三井寺(滋賀県大津市円城寺)に行きました時、夏の暑い時分で、昼間に眠たくなってし... 2025.01.10巻二十九(全)
English1-5-2 Logic Alone Is Not Enough (The Life of Gautama Buddha 11) (Continued from 1-5-1) The prince went to visit the hermit Alara Kalama. The celestial beings informed the hermit, say... 2025.01.07English
巻二十九(全)巻二十九第三十九話 蛇が女陰を見て欲情した話 巻29第39話 蛇見女陰発欲出穴当刀死語 第卅九 今は昔、若い女が陽明門から入った近衛の大路を真っ直ぐ西へと向かっていました。小一条は宗像明神のあるところですが、その北側の路を歩いていましたところ、急な尿意におそわれたのか、築垣(土塀)に... 2025.01.06巻二十九(全)
巻二十六巻二十六第二十三話 双六で殺人が起きた話 巻26第23話 鎮西人打双六擬殺敵被打殺下女等語 第廿三 今は昔、九州の□□国に住んでいた男が、相婿(あいむこ)の者と双六を打ちました。 この男は非常に荒々しい人で、弓矢の道で世を渡っている武士であり、相婿はごく平凡な男でありました。 ... 2025.01.06巻二十六
巻二十九(全)巻二十九第三十八話 狼を突き刺して朝まで放さなかった牛の話 巻29第38話 母牛突殺狼語 第卅八 今は昔、平城京の西側辺りに身分の低い人がいました。農業を営むために牛を飼っていました。その牛には仔牛が一頭ありました。 秋の稲刈りの済んだ田んぼで毎日放牧し、夕方になると小童部(kこわらべ、少年の使... 2025.01.05巻二十九(全)
English1-5-1 The Reason for the Ascetic Practices (The Life of Gautama Buddha 10) Once upon a time, Prince Siddhartha left the palace and entered the forest of ascetic practices of the ascetic Pakkapa. ... 2025.01.03English