English14-5 The Female Fox Who Died in a Man’s Arms Once upon a time,there lived a handsome young man. He was not a person of note, merely serving as an attendant to the no... 2025.05.15English
巻七巻七第三十二話 苦を受ける死んだ友を見た話 巻7第32話 清斉寺玄渚為救道明写法花経語 第卅二 今は昔、震旦の隋の時代に、清斉寺という寺に、道明、玄緒という二人の僧が住んでいました。道明は先に亡くなってしまいました。 その後、玄緒がとある所へ行く途中に、一つの伽藍の辺りを行き過ぎ... 2025.05.15巻七
巻七巻七第三十一話 死後も召し使うため従者を殺した話 巻7第31話 為救馬写法花経免難人語 第卅一 今は昔、震旦の北斉の時代に一人の人がいました。姓は粱といって、その家は非常に富み栄えており、とても多くの財宝を持っていました。 この人がついに死に臨む時になって、妻子に言いました。「私はこれ... 2025.05.14巻七
巻十九巻十九第二十九話 継母から子を守った亀の話 巻19第29話 亀報山陰中納言恩語 第廿九 今は昔、延喜の天皇(醍醐天皇)の御代に、中納言藤原山蔭という人がありました。何人も子がありましたが、その中に一人の男子がありました。端正で美しく、父はこの子をとても愛し養っていました。この子には... 2025.05.10巻十九
巻七巻七第三十話 冥府をめぐった人が語った話 巻7第30話 震旦右監門校尉李山龍誦法花経得活語 第三十 今は昔、震旦の唐の時代、右監門の校尉という職位についていた李の山龍という人がいました。もとは馮州の人でした。武徳年間(618~626年)に急に亡くなりましたので、家の人たちは非常に... 2025.05.10巻七
巻三十一巻三十一第十七話 流れ着いた巨人の死体の話 巻31第17話 常陸国□□郡寄大死人語 今は昔、藤原信通朝臣(ふじわらののぶみちのあそん)という人が常陸守(ひたちのかみ・茨木県北東部の国司)として、その国に在任中のこと、任期が終わるという年の四月頃、風がものすごく吹き、ひどく荒れた夜、... 2025.05.07巻三十一
巻九巻九第十八話 娘を調理してふるまった父親の話 巻9第18話 震旦韋慶植殺女子成羊悲語 第十八 今は昔、震旦の貞観年間(627~649年)に魏王府の長吏として、韋の慶植という人がありました。京兆の人です。姿かたちの美しい娘がありました。娘は幼くして死にました、父母はかりぎなく惜しみ悲し... 2025.04.26巻九
巻七巻七第二十九話 ひとりだけ溺死を免れた女の話 巻7第29話 震旦都水使者蘇長妻持法花免難語 第廿九 今は昔、震旦の唐の時代に、河川や湖水に関することをつかさどった都水という役人の使者で、蘇長という人がいました。武徳年間(618~626年)に巴州(四川省)の刺史になりました。 蘇長は... 2025.04.26巻七
巻十二巻十二第十四話 洪水に流され生活をあらためた人の話 巻12第14話 紀伊国漂海依仏助存命語 第十四 今は昔、白壁の天皇(光仁天皇)の御代、紀伊の国日高の郡(和歌山県日高郡)に、紀麿という人がありました。因果の法(仏法)を信じず、三宝(仏法僧)を敬いませんでした。長く海辺に住み、網を持って海... 2025.04.22巻十二
巻七巻七第二十八話 観音に二度救われた人の話 巻7第28話 震旦中書令岑文本誦法花免難語 第廿八 今は昔、震旦の役人で中書の令であった、岑の文本(しんのぶんぽん)という人がいました。幼い頃より仏法を信仰し、いつも法華経の普門品を読誦していました。 この人が多くの従者を引き連れて船に... 2025.04.22巻七
巻二十八巻二十八第十話 高僧にぶっぱなした近衛舎人の恥ずかしい話 巻28第10話 近衛舎人秦武員鳴物語 第十 今は昔、左近の将曹であって、秦武員という近衛舎人がおりました。(その人が)禅林寺の僧正(前話にも登場)の御壇所(修行のために壇をしつらえた場所)におうかがいしたとき、僧正が中庭に呼びよせなさって... 2025.04.18巻二十八巻三十一
巻七巻七第二十七話 墓に咲いた蓮華の話 巻7第27話 震旦韋仲珪読誦法花経現瑞相語 第廿七 今は昔、震旦に韋の仲珪(いのちゅうけい)という人がいました。心根は正直で、父母に孝する心は最も深く、また兄弟を心から敬いましたので、郡里の人々は皆、仲珪をこの上なく可愛がっていました。 ... 2025.04.18巻七
巻二十八巻二十八第九話 新しいことわざができた話 巻28第9話 禅林寺上座助泥欠破子語 第九 今は昔、禅林寺の僧正がありました。名前を深禅と申します。この方は九条殿(藤原師輔)のご子息で非常に尊い行者でした。その弟子に徳大寺の賢尋という人がいました。 その人がまだ若かったこ... 2025.04.10巻二十八
English1-7 And He Became the Buddha (The Life of Gautama Buddha 14) Once upon a time, the demon tried various methods to obstruct the Bodhisattva (Siddhartha)’s attainment of enlightenment... 2025.04.09English
巻七巻七第二十六話 死んだ妻に出会った人の話 巻7第26話 震旦魏州刺史崔彦武知前生持法花語 第廿六 今は昔、震旦の隋の開皇の代(581年~600年)に、魏州の刺史(地方官)で、博陵郡の、崔の彦武という人がいました。 担当地域の見回りをしているとき、ある里に着くと、彦武は突然驚喜し... 2025.04.09巻七