巻七(全)巻七第二十二話 生き返って経を書写した僧の話 巻7第22話 瓦官寺僧恵道活後写法花経語 第廿二 今は昔、震旦の南宋の時代、瓦官寺に一人の僧が住んでいました。名を恵道といいます。豫州の人でした。この人は恵果和尚と母を同じくする弟です。恵道は一生の内に功徳を修めるなどということはありませ... 2025.03.19巻七(全)
巻九巻九第十七話 血が流れるほど母を打った男の話 巻9第17話 震旦隋代人得母成馬泣悲語 第十七 今は昔、震旦(中国)の隋の大業(605~618年)の時代、洛陽(隋の都)に一人の人がありました。 この人が馬をもらい、家で飼っていました。ある冬の日、馬に乗って墓参に行こうとしました。 ... 2025.03.17巻九
巻七(全)巻七第二十一話 糞を食らう鬼を救った話 巻7第21話 豫州恵果読誦法花経救厠鬼語 第廿一 今は昔、震旦の豫州(よしゅう)に恵果和尚という聖人がいました。広大な慈悲心を持って人々に功徳を与えるさまは、まるで仏のようでした。南京の瓦官寺(がかんじ)という寺に長く住んで、法華経や十地... 2025.03.14巻七(全)
巻十二巻十二第十三話 破壊される仏像の声を聞いた話 巻12第13話 和泉国尽恵寺銅像為盗人被壊語 第十三 今は昔、聖武天皇の御代に、和泉国日根郡(大阪府泉南市など)に、一人の盗人がありました。街道のわきに住んでいて、人を殺し、人の物を盗み取ることを仕事としていました。因果応報を信ぜず、寺に... 2025.03.12巻十二
巻七(全)巻七第二十話 経の二文字だけを忘れる小僧の話 巻7第20話 沙弥読法花経忘二字遂得悟語 第二十 今は昔、震旦の秦郡(南京)の東寺に一人の沙弥(しゃみ、小僧)が住んでいました。姓名は今も分かっていません。その小僧は法華経をはっきりと読誦することが出来ましたが、「薬草喩品」の「靉靆(あい... 2025.03.12巻七(全)
巻三巻三第十七話 十二年監獄に入れられた高僧の話 巻3第17話 羅漢比丘為感報在獄語 第(十七) 今は昔、罽賓国(けいひんこく)に一人の比丘(僧)がありました。深山で仏道を修して、羅漢果を得ました(聖者になった)。 そのころ、郷に一人の優婆塞(うばそく、在家信者)がありました。牛を失っ... 2025.10.20巻三
巻七(全)巻七第十九話 霊廟で神と語った僧の話 巻7第19話 震旦僧行宿太山廟誦法花経見神語 第十九 今は昔、震旦の隋の大業の時代(605年〜618年)、一人の僧がいました。「仏法を修行しよう」と思ってここかしこと遊行していましたところ、太山(泰山)の霊廟に至りました。 ... 2025.03.11巻七(全)
巻三十一巻三十一第十七話 流れ着いた巨人の死体の話 巻31第17話 常陸国□□郡寄大死人語 今は昔、藤原信通朝臣(ふじわらののぶみちのあそん)という人が常陸守(ひたちのかみ・茨木県北東部の国司)として、その国に在任中のこと、任期が終わるという年の四月頃、風がものすごく吹き、ひどく荒れた夜、... 2025.05.07巻三十一
巻七(全)巻七第十八話 経の文字が消えた話 巻7第18話 震旦河東尼読誦法花経改持経文字語 第十八 今は昔、震旦の河東(山西省)という所に誠心誠意仏道を修行する尼がいました。常に心身を清浄に保ち、長年法華経を読誦し続けていました。 あるとき、法華経を書写しようと考え、人に頼んで書... 2025.03.04巻七(全)
巻十九巻十九第二十八話 地獄から母を救い出した子の話 巻19第28話 僧蓮円修不軽行救死母苦語 第廿八 今は昔、大和国宇陀郡(奈良県宇陀市)に安日寺という寺がありました。蓮円という僧がおりました。蓮円の母は邪見(よこしまな心)が深く、因果の理を理解しませんでした。 やがて年月が経ち、母は老... 2025.04.07巻十九
巻七(全)巻七第十七話 鬼を捕まえた僧の話 巻7第17話 震旦会稽山弘明転読法花経縛鬼語 第十七 今は昔、震旦の会稽山に一人の僧が住んでいました。名を弘明(ぐみょう)といいます。幼少の頃に出家し、戒律を良く守り、禅定を修めました。かつては山陰雲門寺という寺に住み、昼夜を問わず法華経... 2025.02.26巻七(全)
English1-6 The Demon Attacks (The Life of Gautama Buddha 13) Once upon a time, while the Bodhisattva (the one who would soon attain enlightenment, in this case, Siddharta) was medit... 2025.02.25English
巻七(全)巻七第十六話 霊も神も恐れた僧の話 巻7第16話 震旦定林寺普明転読法花経伏霊語 第十六 今は昔、震旦の定林寺という寺に一人の僧が住んでいました。普明という名で、臨渭の出身です。幼いときに出家して、清い心を保ち、その誓願は弘いものでした。懺悔の行を常に行い、また、寺の外に出... 2025.02.25巻七(全)
巻十二巻十二第十二話 川に埋まっていた薬師仏の話 巻12第12話 修行僧従砂底掘出仏像語 第十二 今は昔、駿河国(静岡県中部)と遠江国(静岡県西部)の堺に川がありました。大井川といいます。その川上に鵜田郷というところがありました。遠江国榛原郡(静岡県島田市)にあります。 大... 2025.02.21巻十二
巻七(全)巻七第十五話 女鬼とまじわり禁を犯した僧の話 巻7第15話 僧為羅刹女被嬈乱依法力存命語 第十五 今は昔、震旦の周辺にある国に一つの山寺がありました。その寺には年若い僧が住んでいて、法華経を読誦することを常としていました。 この僧がある日の夕方、各地で経を説いているとき、羅刹女に出... 2025.02.21巻七(全)