ほんやくネット

巻十四

巻十四第十四話 前生で黒い馬だった人の話

巻14第14話 僧行範持法花経知前世報語 第十四 今は昔、行範という僧がありました。大舎人の頭、藤原周家という人の息子であり、千手院の定基僧都という人の弟子でした。 出家したのち、ねんごろに法華経を読誦しました。一度読誦しただけで、すべ...
English

1-1 The Queen’s Dream of a White Elephant and Her Conception (Life of Siddhartha Gautama 01)

Once upon a time, when Siddhartha Gautama had not yet become enlightened, he was known as the Bodhisattva Shakyamuni, re...
巻十二

巻十二第六話 熱田の神が興福寺を訪れた話

巻12第6話 於山階寺行涅槃会語 第六 今は昔、山階寺(興福寺)に涅槃会という法会(法要)があります。二月の十五日は、釈迦如来が涅槃に入り給うた日です。僧たちは言いました。 「昔の沙羅林(沙羅双樹の林)の様子を思えば、心を持たない草木す...
巻二十六(全)

巻二十六第二十話 少女と噛み合って死んだ犬の話

巻26第20話 東小女与狗咋合互死語 第二十 今は昔、□国□郡に住む人がいました。その家に、年は十二か三ばかりの使いの少女がいました。 その家の隣では白い犬を飼っていましたが、どうしたことか、この少女を見さえすると、敵のように飛...
巻三十一

巻三十一第十話 愛人と寝ているところに妻が押しかけてきた話

巻31第10話 尾張国匂経方妻事夢見語 第十 今は昔、尾張国(愛知県)に匂の経方という者がありました。通称を匂官首といいました。生活に不自由のない者でした。 経方は長年つれそっている本妻のほかに、慕っている女がありました。本妻は、それが...
English

20-37 The Bride Whose Body Was Left Only as a Head by Morning

Once upon a time,in Toshichi District, Yamato Province (now Tenri City, Nara Prefecture), there lived a family of great ...
巻九

巻九第十話 カラスが血を流しながら墓を築いた話

巻9第10話 震旦顔烏自築墓語 第十 今は昔、震旦(中国)の東陽(浙江省)というところに、顔烏という者がありました。小さなころから孝養の心が深い人でした。 やがて父が亡くなりました。顔烏は父を葬ろうと、墓を築こうとしました。誰の手も借り...
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6-2 The Tale of Buddhism’s Transmission from India to China

Once upon a time, during the reign of Emperor Ming of the Later Han Dynasty (AD 57-75), the emperor had a dream of a gol...
巻十二

巻十二第五話 薬師寺で最勝会がおこなわれた話

巻12第5話 於薬師寺行最勝会語 第五 今は昔、天智天皇が薬師寺を建て、仏法がさかんになりました。 淳和天皇の御代に、中納言従三位兼行中務卿直世王という人がありました。才があり、心に悟りあり、内外の道(仏典と俗典)に通じていました。天長...
巻三十一

巻三十一第九話 同じ淫夢を見た夫婦の話

巻31第9話 常澄安永於不破関夢見在京妻語 第九 今は昔、常澄安永という人がありました。惟孝親王の下家司(しもけいし、家務を司る下級の者)です。安永は親王の封戸(税)を徴収するため、上野の国(群馬県)に入りました。何か月か経って帰国の際、...
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26-15 The Story of the Disappearing Gold Miner

Once upon a time, in the province of Noto (now Ishikawa Prefecture), iron ore was mined and delivered to the provincial ...
巻九

巻九第九話 故国に戻れない父を探し当て帰国させた話

巻9第9話 震旦禽堅自夷域迎父孝養語 第九 今は昔、震旦(中国)の蜀の城都(四川省成都)に、禽堅という人がありました。父を信といいます。県の吏(役人)でした。 妻が禽堅を懐妊して七か月、夫の信は勅をうけたまわって夷(えびす、未開民族)の...
巻二十六(全)

巻二十六第十九話 子の死を予言した鬼神の話

巻26第19話 東下者宿人家値産語 第十九 今は昔、東国の方へ行く者がありました。 どこの国かは知りませんが、ある村里を通っているうち、日が暮れたので、「今夜だけこの村に宿をとろう」と思って、小さな家ながらも[さすが]にゆったりと造り、...
巻十四

巻十四第十三話 前生で経を食い荒らした僧の話

巻14第13話 入道覚念持法花知前生語 第十三 今は昔、入道覚念は明快律師の兄です。道心を発して出家した後は、戒を保ち、法華経を習い、訓読で誦しました。 しかし経の中の三行だけ、読むことができませんでした。そこに至るたび、忘れてしまうの...
巻十九

巻十九第二十三話 師の遺言を守って死んだ流浪の弟子の話

巻19第23話 般若寺覚縁律師弟子僧信師遺言語 第廿三 今は昔、般若寺という寺に、覚縁律師という人がありました。もとは東大寺の僧であり、千攀僧都という人の弟子として、優れた学生でした。のちに東寺の僧となり、広沢流の寛朝僧正という人の弟子と...
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