巻三巻三第十七話 十二年監獄に入れられた高僧の話 巻3第17話 羅漢比丘為感報在獄語 第(十七) 今は昔、罽賓国(けいひんこく)に一人の比丘(僧)がありました。深山で仏道を修して、羅漢果を得ました(聖者になった)。 そのころ、郷に一人の優婆塞(うばそく、在家信者)がありました。牛を失っ... 2025.10.20巻三
巻七(全)巻七第十九話 霊廟で神と語った僧の話 巻7第19話 震旦僧行宿太山廟誦法花経見神語 第十九 今は昔、震旦の隋の大業の時代(605年〜618年)、一人の僧がいました。「仏法を修行しよう」と思ってここかしこと遊行していましたところ、太山(泰山)の霊廟に至りました。 ... 2025.03.11巻七(全)
巻三十一巻三十一第十七話 流れ着いた巨人の死体の話 巻31第17話 常陸国□□郡寄大死人語 今は昔、藤原信通朝臣(ふじわらののぶみちのあそん)という人が常陸守(ひたちのかみ・茨木県北東部の国司)として、その国に在任中のこと、任期が終わるという年の四月頃、風がものすごく吹き、ひどく荒れた夜、... 2025.05.07巻三十一
巻七(全)巻七第十八話 経の文字が消えた話 巻7第18話 震旦河東尼読誦法花経改持経文字語 第十八 今は昔、震旦の河東(山西省)という所に誠心誠意仏道を修行する尼がいました。常に心身を清浄に保ち、長年法華経を読誦し続けていました。 あるとき、法華経を書写しようと考え、人に頼んで書... 2025.03.04巻七(全)
巻十九巻十九第二十八話 地獄から母を救い出した子の話 巻19第28話 僧蓮円修不軽行救死母苦語 第廿八 今は昔、大和国宇陀郡(奈良県宇陀市)に安日寺という寺がありました。蓮円という僧がおりました。蓮円の母は邪見(よこしまな心)が深く、因果の理を理解しませんでした。 やがて年月が経ち、母は老... 2025.04.07巻十九
巻七(全)巻七第十七話 鬼を捕まえた僧の話 巻7第17話 震旦会稽山弘明転読法花経縛鬼語 第十七 今は昔、震旦の会稽山に一人の僧が住んでいました。名を弘明(ぐみょう)といいます。幼少の頃に出家し、戒律を良く守り、禅定を修めました。かつては山陰雲門寺という寺に住み、昼夜を問わず法華経... 2025.02.26巻七(全)
English1-6 The Demon Attacks (The Life of Gautama Buddha 13) Once upon a time, while the Bodhisattva (the one who would soon attain enlightenment, in this case, Siddharta) was medit... 2025.02.25English
巻七(全)巻七第十六話 霊も神も恐れた僧の話 巻7第16話 震旦定林寺普明転読法花経伏霊語 第十六 今は昔、震旦の定林寺という寺に一人の僧が住んでいました。普明という名で、臨渭の出身です。幼いときに出家して、清い心を保ち、その誓願は弘いものでした。懺悔の行を常に行い、また、寺の外に出... 2025.02.25巻七(全)
巻十二巻十二第十二話 川に埋まっていた薬師仏の話 巻12第12話 修行僧従砂底掘出仏像語 第十二 今は昔、駿河国(静岡県中部)と遠江国(静岡県西部)の堺に川がありました。大井川といいます。その川上に鵜田郷というところがありました。遠江国榛原郡(静岡県島田市)にあります。 大... 2025.02.21巻十二
巻七(全)巻七第十五話 女鬼とまじわり禁を犯した僧の話 巻7第15話 僧為羅刹女被嬈乱依法力存命語 第十五 今は昔、震旦の周辺にある国に一つの山寺がありました。その寺には年若い僧が住んでいて、法華経を読誦することを常としていました。 この僧がある日の夕方、各地で経を説いているとき、羅刹女に出... 2025.02.21巻七(全)
巻九巻九第十六話 死んだ友の語ったことが真実になった話 巻9第16話 索冑死沈裕夢告可得官期語 第十六 今は昔、震旦に、民部の尚書(戸籍や租税を司る省庁の長官)として、武昌公戴索冑(ぶしょうこうさいさくちゅう)という人がありました。また、舒州の別駕(副官)として、沈裕という人がありました。二人... 2025.02.17巻九
巻七(全)巻七第十四話 土の下から唇と舌が現れた話 巻7第14話 震旦法花持者現脣舌語 第十四 今は昔、震旦の北斉の武成皇帝(解説参照)の御代に、并州の東にある看山という山のふもとで、一人の人が地面を掘っていました。すると一か所、土が淡黄色に見えるところがありました。この人がこれを不審に思... 2025.02.17巻七(全)
巻十九巻十九第二十七話 児よりも母を助けた話 巻19第27話 住河辺僧値洪水棄子助母語 第廿七 今は昔、高潮が上がって、淀川の水かさが増し、河辺の多くの人の家が流れました時に、年のほど五、六歳くらいで、色白く見た目も端正な、気配りもしっかりできる男の子をもって、片時も身も離さず可愛が... 2021.07.26巻十九
巻七(全)巻七第十三話 無量義経を伝えた僧の話 巻7第13話 恵表比丘無量義経渡震旦語 第十三 今は昔、震旦の南斉の時代に、武当山という山に恵表比丘という僧が住んでいました。仏法を熱心に求道し、建元三年(481年)に、嶺南へ行って広州の朝亭寺において、中天竺から渡来してこられた遊行僧の... 2025.02.11巻七(全)
巻七(全)巻七第十二話 太山府君が新訳の仁王経を批判した話 巻7第12話 震旦唐代宿太山廟誦仁王経僧語 第十二 今は昔、震旦の唐の徳宗皇帝(第九代皇帝)の御代で貞元十九年(803年)に、一人の僧がいました。名前も住んでいたところも明らかではありません。この僧が太山府君の御霊を祀ってある霊廟に参り、... 2025.02.11巻七(全)