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巻二十九(全)

巻二十九第三十六話 蜂に襲われた盗賊の話

巻29第36話 於鈴香山蜂螫殺盗人語 第卅六 今は昔、都に水銀(みづかね)を商う人がいました。長年に渡って水銀商一筋でやってきて、今は大変な金持ちになり、財産のある豊かな家になっていました。伊勢国(三重県中部)と都の間を長年、百頭以上の馬...
English

1-4-3 The Prince Shaves His Hair and Enters the Forest of Ascetic Practices (Life of Gautama Buddha 09)

The prince arrived at the forest of austerities of the ascetic Bhaga. Dismounting from his horse, he gently stroked its ...
巻十二

巻十二第十話 八幡大菩薩と放生会の話

巻12第10話 於石清水行放生会語 第十 今は昔、八幡大菩薩が前生でこの国の帝王だったとき、軍をひきいて自ら出陣し、多くの命を奪いました。 はじめ大隅国(鹿児島県)に八幡大菩薩としてあらわれ、次に宇佐の宮(宇佐八幡宮、大分県宇佐市)に遷...
巻三十一

巻三十一第十四話 馬に変えられた修行者の話

巻31第14話 通四国辺地僧行不知所被打成馬語 第十四 今は昔、仏の道を修行する僧が三人、四国の辺地(伊予・讃岐・阿波・土佐)の海辺を廻ることがありました。僧たちはそこを廻っているうち、思いがけず山に入りました。深山に迷い、ただ海辺に...
巻二十九(全)

巻二十九第三十五話 鷲を殺して恩を返した猿の話

巻29第35話 鎮西猿打殺鷲為報恩与女語 第卅五 今は昔、九州の□の国□郡に身分の低い人がいました。海辺に住んでいたので、その妻はいつも沢に出て、磯で貝や海藻を拾っていました。 ある日、隣の女と二人で磯に出て貝類を拾いに行ったとき、二人...
巻二十九(全)

巻二十九第三十四話 優れた鷹に逃げられた人の話

巻29第34話 民部卿忠文鷹知本主語 第卅四 今は昔、民部卿の藤原忠文という人がいました。京都の宇治に住んでいましたので、世間では、宇治の民の司の守と呼ばれていました。 忠文はとても鷹狩の好きな人でした。ちょうどその頃、式部卿の重明親王...
English

1-4-2 Departing the Castle with His Beloved Horse (Life of Gautama Buddha 08)

Late at night, when midnight had passed, the gods and various celestial beings filled the sky and spoke to the prince in...
巻二十九(全)

巻二十九第三十三話 鷲をのもうとして殺された蛇の話

巻29第33話 肥後国鷲咋殺蛇語 第卅三 今は昔、肥後の国(熊本県)の□郡に住んでいる人がいました。家の前に榎の大木が生えていて、その枝が繁ってかぶさるようになっているところに鷲小屋を作って、そこで鷲を飼っていました。 とこ...
巻十四

巻十四第十六話 普賢菩薩の使いに前世を知らされた僧の話

巻14第16話 元興寺僧蓮尊持法花経知前世報語 第十六 今は昔、美作の国(岡山県)に蓮尊という僧がありました。もとは元興寺の僧でしたが、寺を去り、本国に下って暮らしていました。 幼くして師に随い、法華経を習い、日夜に読誦していました。...
巻十二

巻十二第九話 比叡山の舎利会が京でおこなわれた話

巻12第9話 於比叡山行舎利会語 第九 今は昔、慈覚大師(円仁)が震旦(中国)から多くの仏舎利を持ち帰りました。貞観二年(860年)、惣持院を起こし、舎利会をはじめ比叡山の行事としました。多くの僧を請じ、音楽を調え、一日の法会を行いました...
巻十九

巻十九第二十五話 親でないと語る親に孝養をつくした話

巻19第25話 滝口藤原忠兼敬実父得任語 第廿五 今は昔、□院の天皇の御代、夏ごろ、多くの殿上人が大極殿に涼みに行くことがありました。多くの滝口所の者(警護の武士)がお供につきました。 帰ろうとして、八省院の北の廊を歩んでいると、にわか...
巻二十九(全)

巻二十九第三十二話 大蛇から主人を救った犬の話

巻29第32話 陸奥国狗山狗咋殺大蛇語 第卅二 今は昔、陸奥の国(青森県、岩手県、宮城県、福島県)の□の郡に住んでいる、身分の低い人がいました。家にたくさんの犬を飼っていて、いつもその犬たちを引き連れて深い山に分け入り、猪や鹿に犬たちをけ...
English

1-4-1 The Father Wept Upon Understanding His Son’s Heart (Life of Gautama Buddha 07)

Once upon a time, Prince Siddhartha, son of King Suddhodana, reached the age of nineteen. Harboring the desire to renoun...
巻二十九(全)

巻二十九第三十一話 サメと虎の戦いの話

巻29第31話 鎮西人渡新羅値虎語 第卅一 今は昔、九州の□の国の□の郡に住んでいた人が、商いをする為に一艘の船に多くの人々と乗り合わせて新羅(朝鮮)の国へ渡りました。商いを終えた帰りに、新羅の山裾に沿って船を漕いでいましたが、「きれいな...
巻二十九(全)

巻二十九第三十話 双六で殺された武士の話

巻29第30話 上総守維時郎等打双六被突殺語 第三十 今は昔、上総(千葉県中央部)の守で平維時朝臣(たいらのこれときのあそん)という人がいました。この人は□□(欠字。平維将のこと)の子で、優れた武将でしたので、朝廷の公務でも私的な用であっ...
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