巻一(全)

巻一第二十話 王女の出家(欠話)

巻1第20話 仏耶輸陀羅令出家語 第二十 【解説】草野真一 タイトルだけあって、中身がない。 革袋に酒が入っていない理由について、多くの人が詮索した。千年も! 今でも続いている。 前話が女性出家者第一号となった摩訶波闍波提(まかはじゃ...
巻二十五(全)

巻二十五第三話 武者の一騎打ち

巻25第3話 源宛平良文合戦語 今は昔、東国に源充(みなもとのみつる)、平良文(たいらのよしふみ)という二人の武人がいました。 充は通称、田源二(みのたのげんに)、良文は村岳五郎(むらおかのごろう)といいました。 この二人...
巻二十九(全)

巻二十九第二話 多衰丸と調伏丸、二人の盗人の話

巻29第2話 多衰丸調伏丸二人盗人語 第二 今は昔、世に二人の盗人がいました。多衰丸(たすいまろ)調伏丸(ちょうぶくまろ)といいました。多衰丸は世間によく知られた盗人でしたが、土蔵破りを常習としていました。度々捕らえられて獄に繋がれていま...
巻五(全)

巻五第九話 法を聞くために身を焼いた王の話

巻5第9話 転輪聖王為求法焼身語 第九 今は昔、天竺に転輪聖王(世界を支配する理想的帝王)がありました。一切衆生を利益するために、法を求めて、閻浮提(えんぶだい、世界)に宣旨を下しました。「閻浮提の内に、誰か仏法を知る者はあるか」「辺土に...
巻一(全)

巻一第十九話 はじめて出家した女の話

巻1第19話 仏夷母憍曇弥出家語 第十九 今は昔、憍曇弥(きょうどんみ)という人がいました。釈迦仏の叔母であり、母の摩耶夫人(まやぶにん)の妹にあたる人です。 仏が迦維羅衛国(かいらえこく)にあるとき、憍曇弥は言いました。 「女人も精...
巻二十五(全)

巻二十五第二話 西国・藤原純友の乱

巻25第2話 藤原純友依海賊被誅語 今は昔、朱雀天皇の御代に、伊予掾(いよのじょう・現在の愛媛県、その三等官)藤原純友(ふじわらのすみとも)という者がいました。 筑前守(ちくぜんのかみ・現在の福岡県の一部の国司)良範(よしのり)という人...
巻十七(全)

巻十七第五話 夢に地蔵を見た話

巻17第5話 依夢告従泥中掘出地蔵語 第五 今は昔、陸奥(東北地方太平洋岸)の前司(前任の国司)に、平朝臣孝義(たいらのあそんたかよし、朝臣は姓の敬称)という人がありました。その家に仕える人で、字(あざな)を藤二という人がありました。本名は...
巻二十五(全)

巻二十五第一話 東国・平将門の乱(その3)

巻25第1話 平将門発謀反被誅語 (その2より続く) ところで、諸国の国司たちはこのことを漏れ聞いて皆、急いで京へ上りました。 新皇は武蔵国・相模国(東京・埼玉・神奈川)などにまで回って行き、国の印鎰(いんやく)を取り上げ、租税労役を...
巻二十五(全)

巻二十五第一話 東国・平将門の乱(その2)

巻25第1話 平将門発謀反被誅語 (その1より続く) このように始終、合戦が行われていましたが、ここに武蔵権守(むさしごんのかみ)興世王(おきよのおう)という者がありました。 これは、将門と心を同じくする者です。 正式に...
巻二十五(全)

巻二十五第一話 東国・平将門の乱(その1)

巻25第1話 平将門発謀反被誅語 今は昔、朱雀院(すざくいん)の御代のとき、東国に平将門(たいらのまさかど)という武人がいました。 これは桓武天皇の子孫の高望親王(たかもちしんのう)と申す方の子にあたる鎮守府将軍(ちんじゅふしょうぐん)良持...
巻一(全)

巻一第十八話② 天国と地獄で美人を見た話

(①より続く) 難陀は「妻のところに帰りたい」という気持ちを捨てきれませんでした。 仏が外出しているすきに出ていこうと考え、扉に近づくと、扉はたちまち閉まり、また別の扉が開きました。開いている扉から出ようとすると、今度はその扉が閉まり、...
巻一(全)

巻一第十八話① 美しい妻を置いて出家した話

巻1第18話 仏教化難陀令出家給語 第十八 今は昔、仏の弟子に難陀(なんだ)という人がいました。出家する以前は、インド中に知れわたるほどの美人を妻としており、その愛欲に執着し、仏法も信ぜず、仏の叱責にもしたがいませんでした。 ある日、仏...
巻二十(全)

巻二十第六話 憑かれた女に誘惑される話

巻20第6話 仏眼寺仁照阿闍梨房託天狗女来語 第六 今は昔、京の東山は仏眼寺に仁照阿闍梨(あじゃり、高位の僧)という人がありました。とても貴い方でした。 長く寺で修行し、寺を出ることもありませんでしたが、ある日、七条に住む金箔打ちの妻と...
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卷二十第一语 天狗由西至东追寻念诵经文的海水之源

卷二十 天竺天狗听闻海水声来此朝语第一 却说从前,天竺(印度)有天狗的存在。 天狗从天竺飞往震旦(中国)的途中,听闻海水的声音如此回响,“诸行无常。是法灭法。生灭灭已。寂灭为乐。”天狗对此感到十分惊讶,“海水为何会念诵如此深远的经文?”...
巻二十六(全)

巻二十六第一話 子を鷲に奪われた父親の話

巻26第1話 於但馬国鷲爴取若子語 第一 今は昔、但馬国七美郡(兵庫県美方郡)川山の郷(存在しない)に住む者がありました。その家に一人の赤子があり、庭を這いまわっていました。空を飛びゆく鷲が、赤子を見て、とつぜん降下してこれをつかみと...
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